山田川自然の里案内図
古くから知られる山田川左岸の散策道(茶色の点線)に加え、平成20年度に同右岸散策路(黒の点線約730m)が整備されたことにより、散策エリアが倍増したばかりでなく、対岸どうし風景を確認し合える関係からより一層の複眼的立体的な自然観察が可能となり、三島市の残された里山の原風景を感じさせる整備が進められている。
なお、観音の滝までの散策ルート(赤の二点鎖線)は同滝周辺の安全性を考慮して整備は時間のかかるものと見られるが、一見に値する滝だけに是非散策ルートが整備されることを期待している。
この滝から子供の森公園に繋がるならば更にハイキングコースは飛躍的に広がることが予想され、至近距離には日本一のつり橋建設予定もあることから箱根の里少年自然の家や山中城跡などを結ぶ奥行きのあるトライアングル構想も射程に入り、開発の遅れる箱根西麓の活性化の起爆剤となる可能性を秘めた自然の里と言えるかも知れない。
それだけに、整備の方向や人工的建造物の計画は極力控えていただきたいと願うものである。 |
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