松尾の滝は三島の滝の中では最も行き難い滝の一つと思う。三島の滝の中では規模は小さいものの黒色の岩肌を流れ下る白色の滝の姿は良好だけに、訪れる人の少ないことは残念である。訪問者が少ないだけに林道を離れてからの人の踏み跡も鮮明では無いだけに初めて現地に来た人は進む勇気が途絶えてしまうパターンとなるのだろう。
国道1号線の新道を走らず、市道の旧東海道を登坂する。目印となる「坂小」の左カーブから約1.3km北東へ進むと「グランフィールズカントリークラブ入口」という看板が道路上にかかる三叉路を左折する【写真1】。
片側一車線の道路を道なりに約670m走ると最初のヘアピンカーブにさしかかる。そのカーブの頂点に右に入る林道が入り口となる【写真2】。
林道入り口からは徒歩となり約600m進むと再び左カーブとなり、ここで林道とはオサラバする。
左カーブの前方に雑草地が広がるイメージ写真
ここからは右手下方から聞こえて来る川音が頼りとなる。少し広がった雑草地から右奥方向の沢沿いを目指し人の踏み跡を辿りながら地形や沢音の高まり(滝壺の音)を聴きながら進んで行くと滝下まで行くことができる。昔のように案内看板が要所に立てられれば初心者でも安心して松尾の滝に辿り着けるのだが……
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