三島の滝の特徴として箱根西麓の裾野にあるため、非常に探し辛い点があげられます。滝の落差も最大のもので約10m前後と小粒な滝ばかりで知名度はたかくありません。
それだけに観光地化されておらず、訪れる人影も疎らで案内板も無く散策道も整備されていません。
箱根西麓は、8000年前から縄文人が狩をしたり居住した痕跡が残されているエリアです。石器や土器や土坑など掘り出され、三島市郷土資料館に展示されたりしておりますが、三島市民でも箱根西麓に足を踏み込んだ人は極僅かと思われます。
人間が山の中に定住するとなると、必要不可欠なものは水飲み場です。箱根西麓の伏流水が顔を出す渓流の小川が水飲み場だった筈で、その小川には太古より滝があったに違いありません。
縄文人が生活基盤としていた水飲み場(小川や滝)だったであろうと想像し滝を見て歩くのはロマン溢れる散策であり、「三島の滝」の他には見られない特長と思います。
知名度が低く滝の場所が分り難い「三島の滝」の場所を如何に分かり易く皆さんに紹介するかを命題として考えました結果、動かせる地図・拡大縮小が自在の地図・地図写真アース変換できる地図Google mapsを積極的に使用し、滝に繋がる支道が主要道路に接する場合はストリートビュー写真を目印にしていただける道案内写真を掲載し、間違いなく滝に辿り着けるべく編集いたしました。 |
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